仕事のストレスが心と身体に与える7つの悪影響

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仕事にストレスは付きもの

適度なストレスは人が生きていくうえで必要とも言われています。

しかし、過度のストレスは心身ともに悪影響を及ぼします。

私自身、過去に重責を担った際に、過度のストレスを感じることが度重なった結果、自律神経失調症となり、身体の硬直が取れず坐骨神経痛になってしまい、今も悩まされています。

仕事のストレスによる身体や心の不調は、大半が自律神経失調症の症状だと言われています。自律神経は、日中の活動をスムーズにおこなうための「交感神経」と、心身をリラックスさせて回復させる「副交感神経」の2つが、正反対のはたらきをバランスよくおこなうことで、私たちの健康を保っています。

そこで、仕事で過度のストレスを受けて自律神経が乱れてしまった場合に心と身体に与える7つの悪影響についてまとめましたので、セルフチェックリストとして活用してみてください。

1.眠れなくなる

仕事でストレスが溜まると、心も身体も疲れていて休みたいと思ってベッドに入っても、なかなか寝付けないことが多くなります。

お酒の力を借りて寝ようと思っても、今度は眠りが浅くなって夜中に目が冷めてしまい、そこから仕事のことが気になったり、「明日辛いから眠らないと」などと自分で自分にプレッシャーをかけてしまい、眠れなくなってしまうこともあります。

眠れないのは、自覚はないかもしれませんが、交感神経が活発になっていて軽い興奮状態であることが原因の場合もあるので、寝る前に少しぬるめのお風呂に入って、副交感神経を優位にしてあげると寝付きがよくなります。

2.疲れやすくなる

ストレスによる自律神経の乱れの代表的な症状のひとつが「疲れやすさ」です。

朝から身体が重たい、よく寝たつもりなのに疲れが取れない、いつも疲労感があって身体がだるい…といった症状が出た場合は、身体を休めるよりも心を休める必要があります。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れて、交感神経が優位な状態になっている可能性があるので、好きな音楽を聴いたり、気のおけない仲間と飲みに行ったり、アロマを炊いて香りに癒やされたり、リラックスできる環境を作って緊張をほぐすことで、疲労感が和らぎます。

3.顔が火照る

顔の火照りに悩む人が増えていますが、実はこれも仕事のストレスによるものが多いと言われています。

病気が原因の場合もありますが、やはりこれもストレスによる自律神経の乱れが原因の場合が多いです。

ストレスをうけると、交感神経が優位になり、筋肉はかたく緊張するので、血液の流れが悪くなります。すると、熱が集中する部分と、熱が届かずに冷える部分が出てきます。例えば、足が冷えているのに顔が火照るという状態になります。

自律神経が正常に働いている場合は、一時的なストレスで血行が悪くなっても、すぐ元に戻りますが、ストレスの多い状態が続くと、交感神経ばかりが働いてしまい、慢性的に血流が悪くなって、頻繁に顔の火照りを感じるようになります。

4.お腹がゆるくなる

満員電車の中や会議中、大切な試験中など、トイレに行ける状況ではないのに突然の腹痛に襲われてしまい冷や汗をかいてしまう体験をした方も多いのではないでしょうか?

自律神経失調症の症状としての腹痛や下痢もありますが、ストレスによる過敏性腸症候群の可能性もあります。

過敏性腸症候群は慢性的な下痢や腹痛を繰り返す疾患で、早い段階で治療を行わないと鬱などの精神疾患に繋がる可能性もあるので注意が必要です。

5.手のひらや足の裏に汗をかきやすくなる

湿度が高く蒸し暑いときや緊張しているときなどは、手のひらや足の裏に汗をかくことがありますが、このような状況にかかわらず常に手足が汗ばんでいる状態は、ストレスにより交感神経が通常よりも過敏になっているため起こると考えられています。

ここまでくればピンと来た方もいるかもしれませんが、交感神経は発汗を促すことでも知られています。

汗は、気化熱により身体の熱を発散して体温を下げるために分泌されます。熱を冷ますための汗ではなく、交感神経が刺激されることで起こる「精神性発汗」もあります。この精神性発汗では手のひらや足の裏に汗をかきやすいという特徴があるため、手足の多汗症は精神性発汗による汗が多いといわれています。

6.体が硬直して固くなる

激しい運動をしたあとの筋肉痛は、多くの人が経験したことがあると思いますが、自律神経失調症の主な症状にも筋肉痛があります。

にわかには信じられないかもしれませんが、激しい運動をしたわけでもないのに、筋肉がこわばる、痛みがあるという場合は、自律神経失調症の症状である可能性があります。

これも交感神経が優位になることで血管や筋肉の収縮が起こることが原因といわれており、私の場合も身体の硬直が取れずに固くなった筋肉が坐骨神経を圧迫することで坐骨神経痛にまで発展してしまいました。

マッサージするだけでは解決しないので、ストレスを解消する心のケアも同時に行うようにしましょう。

7.朝起きれなくなる

朝起きるのが辛いときありますよね。

仕事によるストレスが溜まってくると、意志の強さとは関係なく、朝起きられなくなることがあります。実は朝起きられなくなるのも自律神経の乱れの代表的な症状なのです。

交感神経の働き過ぎにより、身体も心も休まらない状況が続きすぎることによって、ひとたび休んでしまうと「何時間も眠らないとダメなくらい回復が進まない」というケースです。

自律神経失調症は早めの対処を

さて、セルフチェックではいくつ当てはまりましたか?

仕事のストレスは、働く人間にとっては避けられないものではありますが、自律神経失調症になってしまうまで頑張ってしまう前に、セルフケアをしっかり行いましょう。